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- MRI検査とは
MRI検査について
MRIとは磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)の略です。頭部MRI検査では強力な磁石と電波を使って脳の断面を撮影します。脳の病気は自覚症状が出るころには病気が進行していて治療が難しくなるケースがありますが、MRI検査を行うことで、脳卒中(脳血管障害)をはじめとした病気を早期に発見することができます。
可能な限り診察と同じ日に検査します
ながしま脳神経外科リハビリクリニックでは、「医師が必要と判断した場合」に検査を行います。検査は可能な限り診察日と同日に受けていただけるよう心掛けています。
また、MRI以外の検査も、できるだけ同日に受けていただけるよう心掛けています。
検査の仕組み
室内には強力な“磁場”が発生します。検査部位に “電波”を当てることで、身体の断面をさまざまな方向から画像化することができます。
MRI検査とCT検査の違い
どちらも体の断面画像を撮影するための装置であることは共通していますが、“画像化するための手段”が異なります。CT検査では放射線を用いますが、MRI検査では磁石と電波を用いて撮影しますので放射線被ばくの心配がありません。
MRA検査
MRIと似た名前のMRAという検査があります。MRIは脳の断面を撮影しますが、MRA(MR Angiography)は脳の血管を撮影します。これにより、脳動脈瘤の有無や血管の詰まり具合を検査することができます。使用する装置はMRIと同じであるため、MRIとMRAをセットで撮影することもあります。
MRI検査の特長
MRI検査では身体の断面をさまざまな方向から画像化し、3次元的な画像を得ることができます。脳をあらゆる角度から観察できるため、より確実に異常を見つけ出すことが可能となるのです。
また、放射線を用いるCT検査と異なり、MRIには放射線被ばくの心配がないため、どなたでも安心して検査を受けられるのも特徴です。
MRI検査で分かる主な疾患
脳血管障害、脳の腫瘍、変性疾患、脳奇形、外傷など