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頚椎椎間板ヘルニアとは
背骨は椎骨(ついこつ)と呼ばれる複数の骨で構成されています。椎間板(ついかんばん)はその椎骨の間でクッションの役割を果たしている軟骨のことです。この椎間板が何らかの理由で飛び出てしまい、脊髄や神経を圧迫する病気のことを「椎間板ヘルニア」といいます。
これが頸部(首)に起きたものは頚椎椎間板ヘルニアと呼ばれ、頸部から肩にかけての痛みや、手足のしびれ、知覚障害などを引き起こします。
症状
痛み(頸部および肩から上腕部にかけて)、手足のしびれ、知覚障害、運動障害など
原因
普段の姿勢の悪さ
長時間のデスクワークなど、背骨に負荷がかかる姿勢を長時間続けている方は頚椎椎間板ヘルニアのリスクが高まります。
外傷
怪我や事故などで頸部に大きな衝撃を受けたことが原因で頚椎椎間板ヘルニアを発症することがあります。
その他
過度なストレスや激しいスポーツ、加齢、喫煙など、頚椎椎間板ヘルニアを誘発する要因にはさまざまなものがあります。
予防
検査
椎間板はレントゲン検査では撮影できません。MRI検査を受けることで、頚椎椎間板ヘルニアであるか否かの診断ができます。
普段の姿勢の見直し
長時間のスマホ・パソコンの操作やテレビの視聴など、姿勢不良が続くと首に大きな負担がかかります。日頃から適度な運動を行い首周りの筋肉を鍛えることで、頚椎椎間板ヘルニアの予防に効果が期待できます。
お仕事などで首に負荷がかかる方は、適度に休憩してストレッチをすることをおすすめします。
頚椎症とは
首は頚椎(頚椎)と呼ばれる7つの骨で構成されています。頚椎の間にはクッションの役割を果たす椎間板(ついかんばん)や、骨と骨とをつなぐ靭帯(じんたい)などの組織があります。
加齢により椎間板や靭帯が変形して脊髄や神経を圧迫することで、さまざまな症状を引き起こします。これらの症状を総称して頚椎症と呼びます。
症状
痛み(首から腕にかけて)、手足のしびれ、知覚障害、歩行障害、膀胱直腸障害など
原因
加齢
老化による椎間板の変形は誰にでも生じます。それによって症状が出はじめて頚椎症と診断されます。
予防
普段の姿勢の見直し
長時間のスマホ・パソコンの操作やテレビの視聴などで姿勢不良が続くと、首に大きな負担がかかります。普段から姿勢や首の動かし方に気を配ることが頚椎症の予防にとって大切です。