頭部外傷

  • HOME>
  • 頭部外傷

頭部外傷とは

頭部外傷とは

文字通り外部からの圧力によって、頭部が損傷を負った状態です。外傷とは言いますが、頭の内部(頭蓋内)まで影響を受けていることがあるので、怪我の見た目だけで判断してはいけません。とくに脳が損傷を受けている場合は、生命に関わることもあります。

見た目が軽傷であっても、受傷直後から数時間の間に、意識障害や吐き気、手足のしびれなどの“異常”を感じた場合は、すぐに医療機関を受診してください。

各部の損傷について

皮膚

たんこぶ(皮下血腫)ができた程度で、患部の痛み以外の症状がなければ、基本的には自然治癒します。深い切り傷があり、出血量が多い場合は縫合する必要がありますので、医療機関を受診してください。

頭蓋骨

あまりに強い力がかかると頭蓋骨ですら折れてしまいます(頭蓋骨骨折)。頭蓋骨がダメージを受けるほどの衝撃を受けた場合は、入院治療が必要となる可能性もあります。場合によっては緊急手術が必要となります。

脳(脳挫傷)

頭部への強い衝撃は脳にまで達することがあります。脳が傷を負うことを脳挫傷(のうざしょう)と呼び、多くの場合出血を伴いますので大変危険です。

損傷部位によって異なりますが、頭痛、嘔吐、運動麻痺、言語障害、意識障害などの症状が引き起こされます。これらは受傷直後に表れることが多いですが、遅れて症状が出てくることもあります。頭部に大きな衝撃を受けた際は、その後の経過にくれぐれもご注意ください。

WEB予約

06-6210-6175

© ながしま脳神経外科リハビリクリニック