少し前のデータになりますが、2017年厚生労働省は認知症患者が約462万人、65歳以上の高齢者の7人に1人が認知症という統計を発表しました。認知症予備軍といわれるMCI（軽度認知障害）の患者数も含めると約860万人もの人が認知症あるいはその予備軍だと世間を驚かせました。
しかもこれは医療機関での統計であり、症状があるものの医療機関を受診していない人も相当数いると思われ実患者数はさらに多いと考えられています。
同省の推計によると団塊の世代が75歳以上となる2025年には認知症患者は約700万人。65歳以上の高齢者の5人に1人程度が認知症になると予想されています。
現代の医学では未だ認知症を完全に治すことはできません。しかし認知症の種類や進行度合いによっては、抗認知症薬によって認知症の進行を遅らせることが可能です。いずれにしても早めの治療開始が重要です。
ご自身やご家族の物忘れや認知症が気になる方、心配な方はお気軽に当院までご相談ください。
専門医がていねいに診察・診断いたします。
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