脳神経外科ブログ

脳梗塞と『FAST』 その3

2024.04.22

前回に引き続き『FAST』という標語についてご紹介したいと思います。

前回までのおさらい。

「F」はFace()F

A」はArm()Aでした。

 

今日は3文字目の「S」についてご紹介しましょう。

S」はSpeech(話す)Sです。

脳梗塞を発症すると、思った通りに喋れない、呂律(ろれつ)が回らないなどの会話に支障をきたす症状が現れることがあります。これを言語障害といいます。話しづらいことにご自身で気付かれることもあれば、ご家族やお友達など会話の相手が異変に気付くこともあります。

何か異変を感じたら、「今日は何年何月何日ですか?」などの簡単な質問をしてみましょう。返答が全く見当違いな答えであったり、答えは合っているがモゴモゴと呂律が回っていなかったり、言葉に詰まって話しづらそうな場合には、脳梗塞による言語障害が疑われ要注意です。すぐに脳外科を受診し検査を受けましょう。

 

当院ではMRIを完備しており急性期脳卒中に対しても迅速かつ的確に対応いたします。

脳卒中に関するご不安やお悩み事はながしま脳神経外科リハビリクリニックにご相談下さい。

 

次回は4文字目『T』についてご紹介します。

関連ページ

・脳梗塞
https://osaka-mri.jp/stroke/

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・MRI検査
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